皆さんは青春と聞いて何を思い浮かべますか?
同じクラスの子を好きになった淡い思い出。辛い練習に耐え、部員皆で勝ち取った勝利の味。進路や将来の不安、はたまた恋愛について朝まで語り合ったりとか。
現在進行形の方も、過去の思い出となった方も青春と聞いて思い浮かぶのは明るくて爽やかなイメージが多いのではないでしょうか?
しかしそれは青春と言う言葉の一面しか捉えていないと私は思います。
世界には表と裏があります。陽と陰、熱と寒、天と地、物事は表裏一体です。
青春と言う言葉にも影を落とす裏の意味があると思いませんか?
周りから見ると仲良しグループだけども、メンバーの誰かが無理に合わせている。それがあなた本人だったり。
やりたいことがあっても周りの目が気になって行動に移せなかったり。←これは青春関係ないですね。現代人あるあるでした。(笑)
空気を読む、周りからはみ出ないように心がける。
ちょっと暗めなリード文になってしまいましたが、今回おすすめする青春恋愛アニメは「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」です!
爽やかなイメージの青春恋愛アニメを新たな切り口で描いています!
エッジの効いた切り口で描いた青春恋愛アニメ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩のゆめを見ない見ない(電撃文庫)文庫
世間では中2病の認知度は高いと勝手に思っていますが、高校生が抱える悩みや陥る現象を何というでしょう!?
今回おすすめする「青春ブタ野郎シリーズ」では「思春期症候群」と定義づけられ、作品の根幹をなす要素!
思春期は多感であり、楽しいことも嬉しいことも新鮮に感じることがたくさんある。しかし、大きい小さいはあるが悩みも多い時期。
空気を必要以上に読む。友達からハブられたくない。一人だと周りから見られたくない。そのような悩みを抱えた思春期真っただ中の主人公たちはどのようにして悩みを解決していくのか!?
思い返せば私も小さな見栄を張ったり、虚勢を張ったりとありました。(笑)
若干、中2病も入ってますけどね。
私の思い出はともかく、メッセージ性のあるアニメで非常に楽しめます!
青春ブタ野郎シリーズの見どころ
- 思春期に抱える闇と光。入り混じった感情がグッとくる!
- SF要素が物語をより魅力的にさせる!
- テンポある会話が柔らかな印象をあたえてくれる!
いくつかの記事には見どころで対比を揚げていますが、青春ブタ野郎シリーズもこの対比が物語に惹きこませてくれます。
こういう自分になりたいと心の中で願っている。でも、そんな願いを持っている自分に不安になったり。とにかく思春期の心の上下動は忙しい。はたから見たら面倒くさいけど、真剣に悩む登場人物たちが少しずつ成長していき、さらに魅力的にみえます!
思春期に抱える悩みがテーマに描かれていますが、観ていて感じたのは思春期に限らず、現代に生きる人の悩みと同じなのかなと。
悩みがリンクしているからなのか、感情移入しやすく一話一話グッときて集中しちゃいます!
まとめ
明るくて爽やかなイメージのある青春という言葉。しかし、青春にも影がある。そんな影の部分を描いた「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」は切なくもあり、大切なものを思い出させてくれる、そんな作品です!
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