【おすすめ青春学園アニメ】命を戴く尊さをアニメを通して再確認してみませんか?

あなたは最近、食べ物を粗末にしていませんか?食べ物に感謝していますか?

ちょっと真面目な話をしますと、農林水産省の発表によると日本の自給率は約37%(2020年)で、これは過去最低の水準だそうです。日本の自給率算出方法はカロリーベースを用いられており、これが少し特殊らしい。

輸入された餌を食べて、日本で育った家畜や卵は自給率に計算を入れないらしい。また、食べられず廃棄された食料も分母に含まれるため、年間2000万トンの廃棄をしている日本では、自給率が下がるのは必然らしい。(参考サイト:SMART AGRIより)

参考サイトによれば、世界標準算出の「生産額ベース」では日本の自給率は海外と比べても見劣りしないらしい。

これを思うと、食べ物に感謝し、食べ物を大切に扱うことの大事さがわかってくる

だいぶ社会派の話をしているが、当ブログはアニメをご紹介するブログです。ご安心ください!いつも通りアニメのご紹介をしますよ!

なぜこんな話を最初にしたかというと、今回ご紹介する「銀の匙 Silver Spoon」は食べ物の大切さ、生き物を育てる人の苦悩や大変さを教え、再確認させてくれる素晴らしいアニメだからです。

荒川弘先生原作の漫画で、農業高校を舞台に農業のことを何も知らない主人公が、様々な人と出会い成長していく物語です

スポンサーリンク
目次

都会から田舎へ!右も左もわからない主人公が見た景色とは!?

#2 八軒、馬に乗る

札幌の進学校からわざわざ田舎の農学校(エゾノー)へ入学した八軒勇吾(CV:木村良平)は、入学早々から災難続き。厩舎の説明時には子牛を追いかけて迷子になったり、家畜舎実習では朝の五時起きで眠気タップリで体力の限界。

得意なはずの勉強では、農学校ならではの出来事が。一般教科の勉強量が極少で、農学教科が膨大!一般家庭出身の八軒にとっては大誤算。周りの同級生たちは生産者家庭の出身で、農学教科は八軒以上に詳しくて優秀な人間ばかり。

八軒がエゾノーで見る景色は初めてづくし。机に向かって得る知識では決して学べないものや、唯一無二の経験が八軒を成長させる

お前たちは家畜の奴隷だ!」と先生に教えられた八軒は、果たして無事に三年間をエゾノーで過ごすことができるのか!?

高校入学を期に農学の道に進んだ八軒の成長物語を観てみましょう!

命の大切さを教えてくれる!教育アニメと言っても過言ではない!?

#3 八軒、豚丼と出会う

皆さんは黒田恭史さん著:『豚のPちゃんと32人の小学生 命の授業900日』、この書籍を基に映画化された『豚がいた教室』をご存じだろうか?

新任教師の黒田恭史さんが担任をするクラスで豚を飼い、生徒たちと餌やりや掃除などの世話をしていく。それと並行して、最終的に豚のPちゃんを家畜として食べるのか、ペットとして飼うのかを生徒たちが話し合いで決定するというドキュメンタリー。

「小学生が命の長さを決める」という酷な選択に賛否が分かれたドキュメンタリーである

当時の私は幼くて、放送された番組の意味はよく分かりませんでしたが、寂しい気持ちというか、悲しい気持ちになったのをおぼろげに覚えています。

スーパーへ行けば、処理されたキレイな食材が並んでいる。元の姿も子供には想像できないかもしれない。それが、我々の日常である。その日常に対して、良いか悪いかの判断は別の議論として。ただ、知ろうとすることが第一歩かと思う。私もそのうちの一人である。

銀の匙」でも命の選択を描いたシーンが描かれている。家畜、経済動物の命の選択を八軒は迫られる。八軒が持つ素人の意見と行動は、生産者出身の同級生と意見が分かれることもしばしば。しかし、この意見交換はお互いに見えている景色をすり合わせるには最良の選択だった。

少しずつ、新しい世界が広がってきた八軒。農学のことを知らないフレッシュな意見が生徒たちの自主性を育む。自分で考えて行動を起こす!このアニメでは大事なことをたくさん感じることができますね。

食べられることに感謝しながら、日々を過ごしたいと思います!

意識が変わった主人公・八軒の心情にも注目!

#10 八軒、豚丼と別れる

実は、八軒がエゾノーに来たのには理由がある。一般家庭に育った八軒は、勉強をして一流大学へ進学することが最良だと思っていた。学力競争に嫌気がさし、自暴自棄に陥っていた八軒。そんな時に先生の勧めもあって、結果的にエゾノーへ進学することになるのだが…

両親への反発もあり、「寮に入れば家に帰らなくて済む」などの理由で入学したが、目標も何もない八軒と家業を継いだり、研究をするなど目標が定まっている生徒たち。その距離感とギャップに最初は悩む八軒だが次第と変化が見え始める

家畜実習で得た貴重な経験やピザづくりのイベントを取り仕切るなど、様々な人たちと関わることで心も体も一回り大きく成長する八軒の姿は目頭が熱くなります!

貴重な食材が美味しく生まれ変わる!飯テロ発生!

#4 八軒、ピザを焼く

エゾノーは野菜や家畜、末は食品加工まですべてを学校内で行うマンモス校。自給自足を地で行く食材の宝庫!

そんな食材の宝庫で日々学ぶ育ちざかり・食べ盛りの高校生たちは食べることに貪欲。様々なイベントを自分たちで企画・実行してしまう。

そこで出てくる料理がとても美味しそうなんですよ!みんな大好き飯テロの時間です!(笑)

こんなことができるなんて農業高校もいいかもと思ってしまいます!現実は大変なことばかりなんでしょうけどね。(汗)

まとめ

銀の匙 Silver Spoon」のご紹介はいかがでしたか?

作者の荒川弘先生が農業高校出身ということもあり、出身者ならではの視点で深いテーマを掘り下げ、時にはコミカルに物語を描いています。

先生のエッセイ漫画「百姓貴族」も農業の実体験を描いていて、とても面白く、こちらもおすすめの一冊!

農業に少しでも興味が持てるアニメとして、とてもいい作品だと思います!おすすめです!

おすすめ青春アニメの記事はこちら

おすすめ恋愛アニメの記事はこちら

おすすめ日常・ほのぼのアニメの記事はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

昭和生まれ、ゆとりパイオニア世代!3度の飯とマンガ・アニメが至福の時!この二つを合わせたら面白いかも?から始まったアニメ・マンガ飯ブログです!

コメント

コメントする

目次