人間誰しも他人には言えない恥ずかしい過去を一つくらいは持っているもの。
特に思春期の多感な時期には反抗期を迎える人も多い。
社会の出来事を斜めから見てみたり。自分は周りとは違うという思いから、穿った自己主張をしてみたり。
症状は様々ですが、これを世間では中2病と認知されております。処方するお薬はございません。ご自身の成長とともに冷静な判断ができるようになり、次第に症状が治まります。
残念ながら私は、30歳を過ぎても中2病の後遺症に悩まされています。(笑)
「ふっ!若いころに痛めた古傷が疼くぜ!明日は雨だな!」キリッ!的な考えがしばしば頭の中をめぐります。
たまに過去を思い出して、身もだえする症状も稀に発症しますが正常な反応なのでご安心ください。
そんな人類みな中2病経験者ということで今回おすすめするのは「中2病でも恋がしたい!」です。
中2病の話っておもしろいのー?タイトルがちょっとなー。
そう思って敬遠している方もいるかもしれません。私も最初はハマれるか半信半疑でしたが、とても面白い作品です!それでは面白さを語っていこうと思います!
あらすじ!
中2病でも恋がしたい!コンパクト・コレクションBlu-ray
中2病を患っていた主人公・富樫勇太(CV:福山潤)は高校入学を機に中2病を封印し、普通の高校生活を過ごそうと思っていた。
入学式当日、緊張していた勇太は一人で中2病ゼリフを叫んでしまった。しかし、その姿を目撃していた人物がいた。小鳥遊六花(CV:内田真礼)は体育館下で勇太の叫ぶ姿を目撃し、勇太に中2病ゼリフをぶつける。勇太は六花が中2病だと確信する。
何かと勇太にくっついてくる中2病の六花がいるなかどんな高校生活が待っているのか!?果たして勇太は無事に中2病を卒業できるのか!?
高校デビューは緊張しますね。中学の人間関係から離れて、新たな関係を構築したいときに自分の黒歴史を見られてしまうとは。まぁ見られた勇太が悪いんですけど(笑)
見られたのが中2病の六花ってところがまたなんとも。恥ずかしさ2倍2倍(笑)
どんなストーリーが待っているんでしょうか。
中2病侮るなかれ
タイトルにもなっている中2病。勇太たちが中2病な行動をして面白おかしく話が進むアニメなんでしょ!?←いえいえ、決してそんなことはございません。
主人公は勇太ですが、物語は六花を中心にして進んでいきます。六花がなぜ中2病になったのか?高校生にもなって続けているのか?そこには深い理由があり、アニメでしっかりと描かれています。
中2病だっていいじゃないか!?見た後にそう思えるかもしれません。勇太にとっては過去の自分を見ているようで恥ずかしいようですけど。(笑)
中2病ネタは数知れず
中2病の行動は当事者になると相手にするには面倒くさいところがあるかもしれないが、遠くから見てる分にはツッコミどころ満載でおもしろい。
ビジュアルからして眼帯少女ってインパクト大なんですけどね。ひとつひとつのセリフが中2病で恥ずかしいやらこそばゆいやらで。
私もこんなセリフを死ぬまでに一度は言ってみたい!使いどころないけど。(笑)
そんなネタが散りばめられています。
ネタと言えば実は戦闘シーンもあります。(笑)
中2病の精神世界!?が描かれていてこれもおもしろい。ただの傘とお玉の殴り合いがここまでするか!?ってくらいパワーアップして描かれています!
中2病でも恋がしたい!
入学して以来、勇太にくっ付いていた六花だが、突如として部活を立ち上げる。部活メンバーでクラスメイトの丹生谷森夏(CV:赤﨑千夏)、先輩の五月七日くみん(CV:浅倉杏美)、後輩の凸守早苗(CV:上坂すみれ)達と日々過ごすことで変化が生じる。
勇太と六花はすこしずつ惹かれあっていくのだが…
恋をして成長する六花ではあるが、中2病でいたい自分と卒業しなくてはいけないと思う自分に悩む。本当の自分の姿は何なのか。周りが見え始め、ならなくてはいけない姿を想像し始める六花。
葛藤する六花、その悩みを解決してあげたい勇太。それぞれがぶつかった壁に立ち向かう姿は感動します。
まとめ
タイトルで敬遠していた頃が懐かしいです。軽く観れる学園日常アニメくらいに思っていましたが、ナメてました。(笑)
中2病だからと言ってバカにすることなかれ。そこにはいろいろな背景があり、それが心のよりどころになることもある。
こんな青春もありだなって思わせてくれる「中2病でも恋がしたい!」おすすめですよ!
さらにパワーアップした第2期や劇場版もありますので長く楽しめますよ!(笑)
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