異世界アニメはなぜ面白い!?管理人めかぶが勝手に考察してみた!

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はじめに

昨今、アニメのジャンルにおいてひと際大きくなっている「異世界」ものについて独断と偏見で語っていこうと思う。

異世界アニメは昔からあったと思うのだが、特に最近はアニメ化されることが多いように思える。1クールに必ずと言っていいほど異世界アニメは放映されている。

増えた要因は「なろう小説」であるのは間違いないであろう。作家になりたい方が作品をネット上に公開するサービスであるが、近年はここからデビューを果たし、書籍化から始まりアニメ化などにつながる例も多い。

面白い作品が増えることは観る側にとっては喜ばしいことであり、次にアニメ化されるのを予想する楽しみまで与えてくれる。

「なろう」でも様々なジャンルがあるのにも関わらず、異世界ものが多いのか?

今回は異世界ものの面白いと思う点を記事にしてみたので、読んでいただけると幸いです!

異世界アニメとは!?

転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)

簡単にいうと現世から何かをきっかけに異世界へ連れていかれ、そこで新たな人生が始まったり、モンスターと戦うことになったりと非現実的なことが起こる作品。

  • 転生と召喚
  • ステータスやパラメーターの認識
転生と召喚

異世界ものにはまず、転生と召喚に分けられている。何かをきっかけに主人公が現世で非業な死を遂げた際に異世界で生まれ変わる異世界転生

物語の導入部分なので死んでもらわないといけないのはわかっているが、思った以上にあっさり死ぬのが特徴。上記で非業な死と書いているのに(笑)

きっかけは交通事故、事件に巻き込まれる、デスマーチ中の過労死、神の手違いなど様々

神の手違いなんてどんな理由か!?(笑)

こち亀の両さんは天国も地獄も拒否されて生き返りましたけどね(笑)

そんなこんなで異世界で生まれ変わるのが転生。

一方、召喚はどんなものかというと、異世界の何らかの儀式によって呼ばれるもの。転生とは違い現世の姿のまま異世界に飛ばされることが多い。

召喚されたが最後、元の世界に帰るには様々な条件があったり、そもそも片道切符だったり。

話はそれますが、幼いころに「笑うセールスマン」を観てしばらく夜に寝付けなかった記憶があります。「人生の片道切符」喪黒福造めっちゃ怖かったです。トラウマ確定!

最初の分岐はこんなところでしょうか?

ステータスやパラメーターの認識
異世界にやってきて最初にぶち当たるのは、能力が最強か最弱か、はたまた能力の特典が与えられるか。
ここでの設定分岐は非常に興味深い。この設定によって物語の進め方が決まってくるので、視聴者も絞られ始める。
最強のステータスで言うと、例えば「俺強えー」系なのか、「俺なんかやっちゃいました」のおとぼけ系。
最弱ステータスで言うと、偶然モンスターを倒すことによってレベルが大幅に上がったり、ステータスは最弱でも特殊なスキルを活かして生き延びるパターン。
転生時に神様に会ってステータスを決めるパターンもありました。召喚では城でステータスを見られて不要だと判断され捨てられるパターン。
ここに主人公の性格が組み込まれることで、友情・努力・勝利なのか、捨てられたことで復習に燃えるのか、与えられた能力でのんびり過ごすのか。
異世界ものでも細かくジャンル分けされていきます。

なぜハマるのだろうか!?

大体、上記の設定がわかってきたところで観れるアニメなのか、切る候補になるのか見えてくる気がします!

  • 最初が肝心!設定の説明と物語の進行
  • イニシアチブを取ることで優越感がある
  • 理想が詰め込まれている

最初が肝心!設定の説明と物語の進行

異世界アニメは最初の入りが肝心。ここで視聴者の興味が削がれれば観なくなってしまう。設定の説明と物語の進行がスムーズであることが非常に重要だ。
異世界アニメに関わらず最初が肝心なのは当然のことなのだが、ここでなぜハマるのか!?という点も踏まえていきたい。
設定を説明する際にはナレーション、主人公が心で語るパターンが主流?かと思う。現状を分かってもらうためには観ている人へ語らなくてはならない。
この説明口調がまどろこしいものであったりすると、途端についていくのが嫌になったりするもの。
そう。視聴者は自分勝手なのだから。
しかし、異世界アニメでは説明のまどろこしい感じを薄めることができる。それは主人公とともに体験しながら世界観を理解するがポイントだと思う。いわゆる体験型の説明
主人公もいきなり飛ばされた世界で右も左もわからない。そんな状況が用意できれば、物語を進めながら設定の理解を深めることができる。
アニメで肝心な導入部分を異世界アニメは視聴者に対して、ストーリーを進めながら同時に設定の体験をしてもらうことで没入しやすくするというのがハマりやすくする要素のひとつではないだろうか!?
イニシアチブを取ることで優越感がある
かの偉人はこう言った「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
福沢諭吉「学問ノススメ」冒頭の言葉である。
人々は生まれながらにして平等という意味。←あってます?
しかし、そうは言っても人間欲深いもの。人に自慢をして、優越感に浸りたいときもある。
異世界アニメにハマるポイントの大部分を占めるのがこの優越感を演出しているところではないだろうか!?
圧倒的な強さで敵を蹂躙する姿に爽快感や達成感が満たされたり、現世の知識を使うことで国を発展させて英雄になったりと。
ストレス社会の現代、せめて日常を忘れられるアニメではスッキリしたいもの。弱きを助け、悪をくじく。命を懸けた戦闘や悪政働く王に舌戦を繰り広げたりと表現は様々だがテーマは同じだろう。

理想が詰め込まれている

子どもの頃になりたい姿やこんな世界があったらいいなを描いているのが異世界ものだと私は思う。男の子だったらヒーローになりたいし、女の子ならお姫様になりたいとか。←こういうのはジェンダー的な発言になるのだろうか?
とにかく、理想が詰め込まれた世界に共感できることが、視聴者の満足につながっていると考えられる。
しかし、理想を詰め込みすぎてしまったために設定として破綻していたり、設定過剰でお腹いっぱいになってしまい作品から離れるということも少なからずあるだろう。
この絶妙なバランスが大事であり、作者の新しい発想が読者・視聴者をワクワクさせてくれる異世界ものはハマる要素がふんだんにあると言えよう。

異世界アニメのハードルは上がっている

異世界ものが増えているのは喜ばしいことだが、それだけ観る側も目が肥えてきているのは間違いない。作品数が増えることで既視感が出てくる。既視感があることでオリジナル部分に目がいかなくなり作品から離れることもあるだろう。

異世界ものを楽しく見させていただいている管理人ではあるが、最近の異世界作品におけるオリジナル部分のベクトルが少しずれているように感じることもある。その設定いる!?みたいなことは度々散見する。

オリジナル要素を出す難しさは一視聴者の私には想像をできないことであるが、このベクトルがお互いに近い位置になくては楽しむことが難しく、オリジナル要素と視聴者との距離感の両立がハードルを上げている要因なのではと思う。

まとめ

書きたいこと書いて偉そうにしてすみませんでした。異世界もので書きたいテーマはたくさんあるはずなんですけど、なかなかまとまらず、部分的、平面的になってしまいました。

異世界ものは理想が詰まっているジャンルで無限の可能性があると感じさせてくれます。これからも世に出てくる異世界作品を皆さんと楽しんでいけたらと思っています。最後までありがとうございました。

異世界アニメの記事はこちら

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この記事を書いた人

昭和生まれ、ゆとりパイオニア世代!3度の飯とマンガ・アニメが至福の時!この二つを合わせたら面白いかも?から始まったアニメ・マンガ飯ブログです!

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