皆さんは引きこもりの経験はありますか?
中々にセンシティブな質問かと思いますが、私は経験者です。約半年間は外に出られませんでしたね。そんな私も含め、日本には、精神疾患で医療機関を受診する総患者数は419万人(2017年)に上るそうです。(参考サイト:社会医療法人博友会)
また、ちょっと社会派ぶりたい私の下心が出ちゃいましたね!(笑)
引きこもる要因は、人それぞれあるかとは思いますが、約30人に1人が精神科を受診している計算になるそうで、現代に生きる私たちにとって身近に忍び寄っている問題と言えます。
ここ数年、悪さをするウイルスのせいで、人との距離感が変わり、ストレスが上手く発散できない。しかし、私たちにはアニメがある!そう!前向きに行きましょう!(生きましょう!)
暗めの話題から入ってしまいましたが、奇しくも今回ご紹介するアニメは「Re:ゼロから始める異世界生活」です!原作:長月達平、イラスト:大塚真一郎がお届けする異世界ダークファンタジーライトノベル。
引きこもりの少年が突如として異世界へ召喚され、新たな世界でもがき苦しみながら前へ進む、笑いあり、涙ありの感動作品で是非とも皆さんに観ていただきたい作品の一つです!
無一文から始まる引きこもり異世界召喚生活!
異世界作品で定番の設定と言えば、引きこもり設定。「Re:ゼロ」の主人公・菜月昴(CV:小林裕介)は例にもれず、引きこもりで怠惰な生活をしている青年。
コンビニで夜食を買った後に突如、異世界へ転移する。転移したスバルは戸惑うどころか異世界へ来たことに興奮を隠せない。
しかし、転移した最初のイベントで魔法発動を試みるも発動せず、裏通りでチンピラに絡まれて戦うも俺ツエー展開もない。持ち金はなし、持ち物はお菓子と携帯のみ。異世界転移したのに初期装備は貧弱でベリーハードモード。
何もわからない世界でお金もない、字も読めない、現在地もわからない。これは詰んでないですか?(笑)
スバルにとって唯一良かったことと言えば、チンピラから助けてくれた銀髪の女の子に出会えたこと。最初はスバルに対して警戒心が強かったが、女の子の隠しきれない優しさがツンデレのように現れる(笑)
助けた女の子の名前はサテラ。大事なものを盗まれて犯人を捜している最中だった。お礼をしたいとスバルは、一緒に探すことを提案する。
犯人の居場所を突き止め、向かったがそこには殺人者がいた。気づいたときにはスバルは血を流し倒れていた。「死んだ」そう思ったスバルの気が付いた場所は、前に話をした果物屋の前。店主と話をしても前回の会話を覚えていない様子。
何かがおかしい!不思議に思っていると、先ほど起こったことがもう一度起きている。これは過去か!?それとも現在!?ベリーハードモードの人生が今始まる!
ダークファンタジーの傑作!苦悩の連続で理性崩壊のピンチ!?
「死んだ」そう思ったスバルが気が付くのはいつも同じ場所。そして、スバルとの記憶がない人たち。「なんでだ!どういうことだ」混乱状態のスバルの前をサテラが通り過ぎる。
「サテラ」と叫んで呼び止めたスバルだが、呼ばれた銀髪の女の子は激怒する。サテラの名は忌み嫌われる「嫉妬の魔女」の意味だった。
運命のいたずらか!?運命のなせる業なのか!?
形は違えど、出会うのは必然。その後も同じように死を繰り返して同じ場所に蘇る。そこでようやく気づく。タイムリープの一種、死に戻りだと。
死んで時を戻ることで、最悪の未来を回避するしかないスバル。巻き込まれたみんなを助けようと奮闘するが、記憶のない関係者から協力を得るのも一苦労。
死んだ痛みの記憶と恐怖は死に戻りではリセットされない。関わった人の死の姿も鮮明に覚えている。最悪の未来を回避するため、悩み苦しみながら「死に戻り」を利用し、運命を捻じ曲げるダークストーリーは必見!
ダークだけじゃない!魅力タップリなキャラたちが華やかに彩る!
もがき苦しみながら未来を変えようと奮闘するスバルだが、精神は崩壊寸前。挫けてしまいそうになることなんて数知れず。
のちに身を寄せることになるロズワール邸のメイドで双子姉妹・ラム(CV:村川梨衣)とレム(CV:水瀬いのり)はスバルを優しく癒してくれる。
姉のラムは辛辣な言葉でスバルをイジるけど。そこがまたいい(笑)
ラムとレムの主・ロズワール(CV:子安武人)も何やらスバルの正体を気にしている。底が読めない人物。ロズワール邸の図書を守るベアトリス(CV:新井里美)もかわいい姿とは裏腹に一癖も二癖もある人物。
ダークさが際立つストーリーの中に、一服の清涼感と個性豊かなキャラが見せるテンポのいいギャグは楽しみポイントであること間違いなし!
先が読めない展開にハラハラドキドキの連続!
死に戻りを繰り返しながら前へ進むスバルの異世界冒険譚は、先が読めなくてハラハラドキドキの連続!タイムリープの話では「時をかける少女」や涼宮ハルヒの憂鬱での「エンドレスエイト」などがありますが、Re:ゼロのテイストは一線を画す。
死ぬことで新手な選択肢を模索するスバルにとって死ぬまでの全てが経験。死に戻った時に、何をするのか!?その先に何が待っているのか!?怖いもの見たさも相まって観るのが止まりません!
まとめ
異世界ダークファンタジー作品「Re:ゼロから始める異世界生活」のご紹介はいかがでしたか?
「死に戻る」という暗いテーマが主軸になっているはずなのに、スバルのめげない姿が勇気を与え、かわいい女の子が癒しをくれる。また一癖も二癖もある底の知れない人物たちがストーリーに深みを与えてくれる。
作り込まれた世界観は観る人を惹きこんでくれます!さぁRe:ゼロの世界を楽しみましょう!
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