皆さんは時折、独りになりたいなって思うことはありませんか？
ストレス社会の現代を生きていればありますよね。人と会うことでストレスを感じ、会社の上司や学校の先生、先輩から指摘をされることでストレスを感じ、あまつさえ帰宅してからもSNSで友人の幸せ報告や課題の数々。
幸せ報告は単なる私のやっかみでございます。幸せになりてぇ（笑）
ただ、独りになるという意味には二つあると思っていまして、それは自分の意志で独りになる意味と集団からポツンと独りにされるでは意味が違ってくるということ。いわゆる能動か受け身であるかの違いですね。この二つの「独り」の考え方・プライドの置き方で人間性が変わってくることでしょう。
自分の世界観をしっかり持って突き進む人。これができる人に私は憧れますね。逆に人の目を気にして集団に入って取り繕ってしまう自分を脱却したいと思ってもいます。
上記のような、人との精神的距離に違和感があったり、社会からのストレスにさらされている方におすすめしたいアニメは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」通称：俺ガイルです。渡航さん著作、イラストはぽんかん⑧さんが担当しているライトノベルが原作の作品です。
「俺ガイル」はどういった作品！？
第一話「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」主人公の比企谷八幡（CV:江口拓也）は、自分の意志で、独りになることが安らげる方法！と自負している割合がほとんどを占めている。しかし、たまに独りがさみしく感じるナイーブな感情も少しは持ち合わせている男子高校生。
そんな八幡を見かねた生活指導担当の教師・平塚静香（CV:柚木涼香）は八幡を半ば強制的に奉仕部に入部する。八幡が奉仕部に入れられた原因だが、提出課題の作文が発端となっている。
アニメ冒頭で八幡がナレーションで作文を語っているが、中々にぶっ飛んでいる。八幡のひねくれた性格が垣間見える瞬間である。
冒頭のナレーションを聞いたとき、このアニメは面白い！と確信しました。（笑）原作から入ったので面白さは重々承知しておりましたが。八幡の考え方は社会の中で生きるには排除されがちなものかもしれない。しかし、本質をとらえている部分も確かにあって、こういう考え方もアリかなと思わせてくれる。そんな八幡の考え方に惹きこまれていく。ヒッキーだけに（笑）
本筋に戻りますが、奉仕部とは自己改革を促し、悩みを解決する手助けを行う言わば相談所的な部活動である。（Wikipediaより抜粋）
連れてこられた教室には奉仕部部長・雪ノ下雪乃（CV:早見沙織）のただ一人。この雪乃が一癖も二癖もある人物で、八幡に対しての対応が辛辣。容姿端麗で雪乃もそれを自覚している。
そんな半ば天敵とも言える二人が奉仕部の活動を通してどのように進展していくのか非常に楽しみですね。
ひねくれ度が高めな八幡がおもしろい！
第二話「きっと、誰しも等し波に悩みを抱えている。」「ああ言えばこう言う」こんな言葉が似合う人、周りにいませんか？屁理屈を並べていつの間にか、うやむやになったり、こちら側の会話する意欲がなくなったり。
八幡は、自分の世界観の中から生み出される屁理屈を武器に人を苛立させる天才かと思わせてくれる。しかし、的を射ている部分もあって八幡の頭の回転の良さも端々にうかがえる。
八幡が発する語録をチェックするのも楽しく、自分の中で格言になりうるものもあるので、注目して観ると本筋のストーリーとは別に楽しめますよ。
作者の小ネタが充実！理解できるとさらにおもしろくなる
この作品がおもしろいと私が思うポイントのひとつがコレ↑この小ネタを理解できると面白さもグッと上がるはず！アニメを観ていて他の作品のパロディが出てくると妙に嬉しくなる感覚ありませんか！？そんな感覚に似ています。
私は原作者の渡航さんと年齢が近いせいか、観てきたテレビも似ていて、昔流れていたCMの小ネタとかも懐かしく感じてクスッとします。俺ガイルは千葉県を舞台に作られていて、地域特有の小ネタも満載！私もあのラーメン店は学生時代に行ったなぁとか、その飲み物は確かに関東の一部の人しかわからないんだろうなぁとか。
ひねくれた性格の主人公ですが、渡航さんのユーモアが作品を明るく演出してくれるので、皆さんも渡航ワールドを楽しみましょう！
ヒロインたちのかわいさがGood！
第三話「たまにラブコメの神様はいいことをする。」ここまでは八幡のひねくれ具合がピックアップされた紹介になっていて、アレッ！？何がメインテーマなんだっけ？と忘れそうになります。そう！このアニメは青春恋愛要素のあるアニメなのだ！
恋愛要素には欠かせないヒロインたちのかわいいところをご紹介！まずは冒頭でも紹介した雪乃は八幡に辛辣な言葉を豪速球で投げる美少女。初めは八幡に対してトゲしかないバラなんじゃないかと思うくらい辛辣でしたが、奉仕部の活動を進めていくうちに雪解けを感じる。雪ノ下雪乃だけに…寒いですね（ブルッ）
徐々に雪解けしていく雪乃の表情！なに！？そんな顔するの！？ツンデレがスゴい！どんどん私の語彙力がなくなっていく（笑）しかし、辛辣な言葉を投げる雪乃も良き！皆さんならわかってくれますよね？
もう一人かわいいヒロインをご紹介。由比ヶ浜結衣（CV:東山奈央）は最初、奉仕部へ相談に来た生徒だった。細かい内容は省きますが、料理が上手くなりたいという相談。料理を作っていくうちに雪乃と八幡の距離感が結衣にとって心地よくなり、奉仕部の部員になりたいと思うようになる。
そんな結衣はクラスカーストトップのグループに入っているが、周りのメンバーに気を使いすぎて自分を押し殺して過ごしていた。そんな状況から脱却したい結衣と奉仕部二人の関係がストーリー進行とともに変化していくのが観ている人の心をザワザワさせる。
雪乃がクールなら結衣はキュート。誰とでも会話ができるコミュエリートな結衣は、人の気持ちに敏感で、くみ取るスキルが高い。このことから明るく優しい性格であろうことは想像できるだろう。どこか抜けている結衣とひねくれた八幡のやり取りは少し優しい世界でほっこりします。
それ以外にも魅力的なキャラがたくさん！オタクな材木座（CV：檜山修之）、八幡の妹・小町（CV:悠木碧）、女子力高めな男子・戸塚彩加（CV:小松未可子）など、上げたらキリがないので皆さんでヒロインを探してみてください！
まとめ
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のご紹介いかがでしたでしょうか？アニメは三部作になっているのでボリューム満点！私はがっつりハマりました！ちなみにヒロインの項目で書いてないのですが、私のヒロインはあざとかわいい一色いろは（CV:佐倉綾音）です！女子よりも女子な男子というパワーワードが似合う戸塚も捨てがたい！（笑）たまの心移りもアニメの楽しみな要素ですね（笑）
それくらい魅力的な登場人物ばかり！ぜひ皆さんも「俺ガイル」ワールドを楽しんでみてはいかがでしょうか？
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